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更新日:2016年1月14日

Vol.21 多田野の鍬柄舞田植踊り保存会

多田野の鍬柄舞田植踊り保存会

かつては多くの地域で行われていましたが、現在ではあまり見ることができなくなった田植踊り。昭和59年に市指定重要無形民族文化財に指定され、現代まで伝統を受け継いでいる、多田野鍬柄舞田植え踊り保存会の皆さんにお話しをうかがいました。

活動のきっかけは?

逢瀬地区では約300年前から、旧正月に家内安全や五穀豊穣を願う、前祝いの儀礼が行われていました。地域の家々で踊りを披露し、餅や金銭などを貧しい家庭に配るなど、住民同士で助け合う、相互扶助の意味合いもありました。
しかし、戦時中の混乱により、一時期は途絶えていました。このままでは、地域の伝統が失われてしまうと危機感を抱き、昭和40年頃に保存会を発足させました。残っていた文献や、かつての踊り手から話を聞き、「鍬柄舞田植踊り」として、
復活させました。

どのような踊りですか?

地を耕す様子を表す「鍬柄舞」と「田植踊り」で構成されています。太鼓や横笛などの楽器と唄によるおはやしや、合間に演じる「鳥刺」という寸劇が、踊りを趣深いものにしています。
多田野の鳥刺はアドリブを多く取り入れているので、観客との距離が近付き、より楽しめるようになっています。

反響は?

毎年1月に逢瀬公民館で開催される、賀詞交換会で踊りを披露しています。「来年もまた見に来たい」などの反響がありますよ。新春の農始めの意味も持つので、地域の人々が耕作の準備を始めるきっかけにもなっています。
また、約10年前から、地域の交流を深めながら伝統を引き継ぐために、逢瀬中学校の生徒に踊りを指導しています。文化祭で発表した学生からは、「いつか伝統を引き継ぎたい」などのうれしい声を聞きます。また、踊りを収録したDVDを制作し、公民館で閲覧できるようにしています。

今後は?

田植踊りを途絶えさせないように、時代の変化に合わせた伝承方法を考えていきたいです。
今年は1月8日㈮に公会堂、17日㈰に逢瀬公民館で踊りを披露するので、ぜひ、お越しください(広報こおりやま2016年1月号より。内容は当時のもの)

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