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更新日:2016年1月15日

Vol.14 岩谷 圭介さん

映画で見た科学博士に憧れた少年は、日本で初めてとなる、風船を使った宇宙の撮影に成功する宇宙開発者になりました。

「ふうせん宇宙開発」と名付けたプロジェクトを進める岩谷圭介さんに、取り組みに秘めた想いを伺いました。

世界初の風船を使った宇宙からの初日の出の撮影に成功

風船を使った上空30kmからの初日の出の撮影に世界で初めて成功(平成26年/北海道)

ステップを踏み出そう

岩谷 圭介さん

岩谷圭介さん

静町在住の29歳。安積高校から北海道大学工学部へ進み、宇宙工学を学ぶ。在学中に風船での宇宙撮影を始め、平成24年に、個人としては日本初となる上空30kmからの宇宙撮影に成功。企業とのタイアッププロジェクトや講演活動、取り組みを記した自著の発刊など、活躍の場を広げている。

インタビュー

幼少の頃から、理科の実験や機械の分解が大好きで、将来の夢は「発明家」でした。進学するにつれて、発明家が非現実的と分かり、将来を模索していたときに衝撃を受けたのが、アメリカの学生が風船で宇宙を撮影した写真でした。「自分もやってみたい」という衝動だけで、挑戦しようと決めました。

意を決して撮影装置づくりに取り掛かったのですが、説明書などありません。物理・化学の知識や、あらゆる文献データを探りました。学生でお金もなく、ホームセンターで材料を調達し、手探り・手作りで装置を完成させました。平成23年に初めての打ち上げを行い、宇宙には程遠い高度でしたが、「次はあの部分を改良しよう」と意欲が高まったことを覚えています。

これまでに100回以上の打ち上げを行い、失敗も数多くありました。風船宇宙撮影で学んだことは、「失敗を恐れず、前に踏み出す」ということです。歩幅は小さくても、次のステップを踏めば、必ず目標に近づける。人生もそれと同じだと思います。

昨年10月から、事業の拡大に伴い、郡山に拠点を移しました。僕の最終目的は、宇宙開発ではなく、夢や目標に挑戦する若者を増やすこと。風船宇宙撮影が、社会のために生きることが自分の本分だと教えてくれました。活動を通じて、故郷・郡山の子どもたちに、希望あふれる未来を残していきたいですね。

(広報こおりやま2016年2月号より。情報は当時のもの)

ふうせん宇宙撮影とは

カメラとGPSを発砲スチロールの安全装置に包み、ヘリウムが入った風船に結び付けて打ち上げる。上空30kmで風船が割れ、パラシュートが開き落下。GPSの信号をたどり回収する。

パラシュートが開かなくても、安全な速度で落下するよう計算して、形状や素材、重量を決める。航空法や電波法などの理解も重要。

風船を持ち上げる岩谷さん

撮影装置

風船を持ち上げる岩谷さんと発砲スチロールなどで作られた撮影装置

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