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更新日:2014年2月1日

広重 二大街道浮世絵展


江戸時代を代表する浮世絵師、歌川広重(1797-1858)。その風景画は日本のみならず海外でも高い人気を誇っており、中でも、東海道の風景を描いた保永堂版「東海道五拾三次」は、誰もがその名を知るほどの代表作です。

一方、中山道を描いた「木曾街道六拾九次」には、浮世絵風景画の最高傑作とされる「洗馬(せば)」をはじめ、広重の代表作が多く含まれているにもかかわらず、全作品が揃って展覧されることはほとんどありませんでした。その理由は、溪斎英泉から広重にという絵師や版元の交代など異例の経過があり、後摺の遺品が錯綜し、初摺が確定されないことにありました。このたび、これまで発見されなかった英泉の落款入り作品(「桶川」「本庄」)を含む、優秀な初摺の「木曾街道六拾九次」の全揃いがアメリカで発見され、日本での里帰りの展覧会を開くこととなりました。

政治の中心である江戸と、伝統文化の中心である京都を結ぶ二つの幹線道路、東海道と中山道(木曾街道)。この二つの街道の旅の文化を描いた歌川広重の浮世絵「東海道五拾三次」と「木曾街道六拾九次」。本展覧会は、広重の二大街道浮世絵の良質な完品を初めて同時に紹介するものです。さらに、「江戸近郊八景」「近江八景」などもあわせて展示し、広重の風景画の傑作をトータルに堪能できる貴重な機会となります。さらに、今回はアメリカで再発見された、広重の「幻のスケッチブック」とも言える『甲州日記写生帳』が、約110年ぶりに日本に里帰りし、本展覧会にて初公開されます。

また、特別出品として、旧岩代町百目木(現二本松市)の旧家に伝えられてきた広重作「陸奥安達百目木驛八景圖」の版木を展示します。これまで、はっきりしなかった広重の日常や制作過程がうかがえる大変貴重な資料であり、大きな話題となることでしょう。

会期

2007(平成19)年9月15日(土曜日)~10月21日(日曜日)

主催

郡山市立美術館/日本放送協会福島放送局/NHK東北プランニング

企画協力

NHKプロモーション

企画委員

稲垣進一(国際浮世絵学会常任理事)/市川信也(馬頭町広重美術館学芸員)

会場

郡山市立美術館

開館時間

午前9時30分から午後5時まで(入館は4時30分まで)

休館日

9月18日(火曜日)、25日(火曜日)、10月1日(月曜日)、9日(火曜日)、15日(月曜日)

観覧料

一般:500(400)円 高校・大学生:300(240)円

※中学生以下、65歳以上の方、障がい者手帳をお持ちの方は無料となります。

※( )内は20名以上の団体料金