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更新日:2016年4月1日

計量制度の歴史

日本の計量制度は、中国の度量衡(どりょうこう)制度が伝わり現在の計量に至っています。

年表

西暦年

計量の出来事

計量以外の出来事

701年
(大宝元年)

大宝律令が公布され、日本で度量衡の制度が定まる。
(1寸=10分1尺=10寸など)

日本文武天皇の治世

1590年
(天正18年)

豊臣秀吉が太閤検地を開始した。
(田畑の面積や収穫高を調査するにあたり、それまでまちまちだった検地の方法や計量の基準を全国的に一定にした。)

日本小田原の戦い羽柴秀吉の全国統一

世界イギリスが無敵と謳われたスペイン艦隊を破る

1669年
(寛永9年)

江戸ますを京ますに統一し、10月以降京ます以外の使用を禁止した。

日本徳川家綱の政権
明暦の大火後、焼けてしまった江戸を再開発した

1790年
(寛政2年)

メートル法(注1)がフランス議会で議決される。
同時にキログラムの基準(注2)も定めた。(フランスのアカデミーフランセ-ズ)

日本徳川家済の政権

松平定信による寛政の改革

世界フランス革命

1799年
(寛政11年)

1mの原器が作られる(プラチナ90%イリジウム10%)
1kgの原器が作られる(白金90%イリジウム10%)

日本徳川家済の政権

世界ナポレオン戦争(~1815)

1875年
(明治8年)

5月20日、パリで17カ国の代表によりメートル条約が締結される。

日本ロシアと樺太千島交換条約締結

江華島事件(日朝修好条規のきっかけ)

1879年
(明治12年)

白金の原器を元に、イリジウム10%を含む白金イリジウム合金の原器が31個作成された。
そのうち6番が元の原器と一致したので、これを国際メートル原器とした。

日本琉球藩を廃止し、沖縄県を設置した

1886年
(明治19年)

4月16日、日本がメートル条約に加盟を決定。

日本帝国大学令の発布(伊藤博文内閣)

1889年
(明治22年)

国際キログラム原器を改める。
(直径、高さとも39mmの円柱形で、白金90%イリジウム10%)

日本日本帝国憲法発布

世界パリ万博(エッフェル塔が建設される)

1890年
(明治23年)

フランスの国際度量衡局から、メートル原器及びキログラム原器が日本に到着する。

日本第一回帝国議会召集

世界世界初のメーデーが行われる

1891年
(明治24年)

計量制度として度量衡法を制定した。
メートル原器、キログラム原器を基礎とした標準を統一し、尺貫法とともにメートル法を公認した。

日本大津事件
(ロシア皇太子が巡査に斬られる)

1951年
(昭和26年)

計量法が公布される。(度量衡法改正など)
計量単位の拡大とメートル法統一の推進が図られた。

日本日米安全保障条約に調印
(吉田茂内閣)

世界リビアがイタリアから独立した

1959年
(昭和34年)

メートル法の完全実施に移行し、尺貫法を廃止した。

日本東京オリンピックの開催が決定
(岸信介内閣)

世界キューバ革命(アメリカからの脱却)

1960年
(昭和35年)

新しい1m(注3)が決定される。(クリプトンガスの波長を基準にする)
秒の定義(注4)が変更される。(地球の自転⇒地球の公転を基準にする)

日本安保闘争(岸信介/池田勇人内閣)

世界経済協力開発機構(OECD)の成立

1967年
(昭和42年)

時間の単位(秒の定義(注5))が際度量衡総会において変更される。
(天文時⇒原子時(セシウムを基準とする))

日本佐藤栄作内閣

世界ECが発足した
ASEANが結成された

1979年
(昭和54年)

光度の単位、カンデラの定義(注6)が変更される。

日本東京サミット開催(大平正芳内閣)

世界米国と中国の国交が成立した

1983年
(昭和58年)

1m原器の基準が改正される(真空中の光の速さを基準(注7))

日本中曽根康弘内閣
東京ディズニーランドが開園される

世界大韓航空機撃墜事件

1993年
(平成5年)

11月1日、新計量法が施行される。(この日を計量記念日とした)
世界共通のSI単位(注8)系の採用
証明用計器にも計器検定の義務と検定有効期限が法制化された。

日本細川護煕内閣
皇太子が結婚される

世界カンボジアに暫定政府が樹立した

補足

  • (注1)メートル法
    地球の赤道から北極までの長さの1,000万分の1を1mとする。
  • (注2)キログラムの基準
    一辺が10cmの立方体の体積の最大密度における蒸留水の質量を1kgとする。
  • (注3)新しい1m
    1m…クリプトン86というガスの出す赤橙色の光の波の長さの1,650,763倍というもの。
  • (注4)秒の定義
    従来の1秒は、平均太陽日の1/(24×60×60)とされていました。
  • (注5)秒の定義
    1秒…セシウムという原子の振動の9,192,631,770回。
  • (注6)カンデラの定義
    以前は黒体の発光放射光(連続した光)で光を定義していたのに対して、新しい定義では波長についてのみのエネルギー単位量でカンデラ(光度)を定義することにりました。
  • (注7)1m原器の基準
    1m…真空中を光が1/299,792,458秒間に進む距離。
  • (注8)SI単位
    「ひとつの量にひとつの単位」として登場し、すべての国が採用しうる一つの実用的な単位制度」として決定したのが、『国際単位系』と呼ばれるフランス語の“LeSystemeInternationald'Unites"の略称です。現在では、商取引や証明行為でSI単位を使用することが義務付けられ、違反しますと処罰されます。

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